ガラスは全てを映し出す

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■世界を見つめる、新たな視点のご案内■

拝啓、笑えるスピリチュアル読者　殿

貴殿らは、つねひごろから、マジどうでもいい「真のわたし」を、

必死に探す姿勢を貫き、その探している者こそ真の私であるにもかかわらず、

あまねく苦労にも耐え続けるその日々へのねぎらいのため、

世界を見つめる新たな視点へのご案内をここにさせて頂きます。

敬具

まず、リビングからベランダへと出るガラスをピッカピッカに磨いておいてください。

次に、リビングに家族を集めておきます。

あなたは、ベランダに出てください。

ベランダに出たのち、リビングのガラス扉を閉めてください。

そして、ベランダから、リビングの中を眺めてください。

そこには、あなたの妻と、あるいは旦那と、息子と、娘と、

お父さんと、お母さんと、そして、「あなた」が映っています。

ガラスのこちら側のあなたも、ガラスに薄く反射して映っているし、

ガラスの向こう側のあなたの家族も同時に見る事が出来ます。

そのガラスを見れば、「あなた」を含めた、全てが見通せます。

家族が居ない方は、どこかたてもののガラス窓の中から、

そとの景色を眺めて見てください。

車も、通行人も、歩行者も、そして、「あなた」も映っています。

「あなた（あなたの名前を入れてね）」も含めた、全てを見る方法です。

そこには、みんなが映っています。

我々は、普段、「わたし（あなたの名前を入れてね）」を通して世界を見るので、

「わたし（あなたの名前いれて）」が、世界を見ていると思いがちですが、

「わたし（あなたの名前いれて）」が見ている、わたし以外の全てと、

そして、「わたし（名前）」を合わせて、

全てを見る者の存在を、そのガラス板に、思いだして下さい。

ソレは、正確には、その者（真のわたし）の視点とは違いますが、

「概念としての視点」はそんな感じの風景です。

いつでも、ベランダに出たら、思いだして下さい。

「わたし（あなたの名前入れてね）」が見ているのではなく、

わたし（ユアネーム）を含めて、全てを見つめる者が、あなたです。

取り急ぎ、ご案内まで。

（⇒明日にも続こうかな⇒）

↓光を当てると、全ての物体は、透過光と反射光を与えます。

ガラスの向こう側に透過して行った光が、

あなた以外の全て（リビングに居るあなたの家族）の姿を、

ガラスのこちら側に反射してきた光が、

光を見つめる者（あなたの名前）の姿を返して来ます。

じゃあ、本当のあなたとは、何かと言うと、入射光そのものなんです。

光があなたです。

透過光と反射光を合わせると、入射光になります。

あなた以外の全てと、あなたを合わせると、真のあなたになります。

難しく見つめたい人は、ウィキペディアで「フレネルの式」を検索。

簡単に見つめたい人は、ベランダからリビングルームを見つめてください。

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