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人間の居る場所は、どこだと思いますか?
漢字の表す通り、人と人の間です。
人間は、人と人の間に居ます。
この肉体自体は「ヒト」です。
ただの肉のかたまりで、中に「たましい」なんて入っていません。
この肉体である「○○さん(あなたの名前)」を観察しているのが、本来のあなたです。
私が、この○○じゃないからこそ、
私は、この○○を、私だと思える。
カノン瞑想前に、何度も話す内容です。
「わたし」の居る場所は、私が居ると思われている場所以外の全てです。
「これこそが私だ!」と思った瞬間に、私はそこ以外に蒸発します。
「わたし」の居場所は、永遠に特定されません。
簡単に言うと、「わたし」は永遠に、指さされることはありません。
ゆびさすのが、「わたし」だからです。
それとは別で、
人間の居る場所なら特定出来ます。
人間が居るのは、「人」と「人」の間です。
僕はTVゲームをしませんが、ロールプレイングゲームで例えてみましょう。
主人公のAさん。
彼のキャラクターを観るためには、
彼一人だけが登場するゲームでは、どうしようもありません。
Aさんが、Bさんと街で会話することによって、
Aさんらしさが、分かります。
Aさんというのは、ただの肉のかたまりで、
Aさんらしさは、AさんとBさんの間に現れました。
肉のかたまりと、肉のかたまりの間に、
人間が現れるのです。
だから、昨日の記事で書いた通り、
一人で生きていると、つらいのは当然です。
そこには、人間が居ないからです。
「人」と「人」の間に、初めて人間が発生します。
(※昨日の記事の、補足でした。)
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人間の居る場所は、「ヒト」と「ヒト」の間のみです。
ちょっと前までの「スピリチュアル」という業界?では、
この肉のかたまりの中に、「たましい」が入っていると考えられてきました。
もしそうなら、一人の「ヒト」だけで完結します。
ヒトだけで、生きていけるはずです。
ところが、ゲームの中でAさんだけでは、Aさんらしさは全く現れませんでした。
AさんとBさんの間に、Aさんらしさが現れたのです。
Aさんだけの時に、Aさんの中に「たましい」というモノが無い証拠です。
そもそも、「たましい」というモノ自体、あり得ません。
観測者である「わたし」が発生したと同時に、
対象物である「現実」が世界に現れてきます。
そこらへんの話しは、カノン瞑想でいつも伝えていますが、
それとは別で、「人間」というモノが、どこに現れるのかを表現してみました。
人と人の間に現れるのが、「人間」で、
それを観測しているのが、「わたし」です。
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