塞翁が馬。受験に受かった方が幸せとは限らない。大学なんか行っちゃったら、だいたい２２才くらいでインドに自分を探しに行きたくなるもので、そんでもって、だいたいインドには「自分」が落ちていないもんで、最終、ガンジス川で溺れるかもしれない。大学に受かったせいで、ガンジスで溺れた事になる。もちろん、塞翁が馬。ガンジス川で溺れたとしても、その出来事が「悪い」とは限らない。溺れたせいで、聖なる水？？を飲み過ぎて特殊体質になって、アベンジャーズとして活躍するかもしれない。もちろん、塞翁が馬。アベンジャーズになることが幸せとは限らない。特殊能力のアホみたいな怪力のせいで、爪切りを握っただけで金属がつぶれてしまい、もう死ぬまで爪が切れなくなっちゃうかもしれない。もちろん、塞翁が馬。長すぎる爪が「恥ずかしい」とは限らない。シーザーズ「あ、キャプテンアメリカ。違うのよ。不幸じゃないのよ。これが私の新しい特殊能力みたいなの。」キャプテンアメリカ「ただのキモイ爪じゃん。ぼきっ。」大学に受かったせいで、世界で一番心が優しいはずのヒーローの残酷な裏面を観て、爪を折られる。塞翁が馬。どうも、その【塞翁が馬】の精神で生きてるもんで、どんな不幸自慢を受けても「それサイコーじゃん！」と言ってしまうクセが。いつぞや、「大学なんて受からなくてもサイコーだよ」ってアドバイスして、受かったよって報告の日には、「やっぱ受かるべきよね！」と言ったり。実際に、どっちでも良いと思ってるし。起こる全てがきっとイイコト。こんなLINEのやり取りを見つけて、この男の子、その後ど続きをみる
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