『とある法則が、この宇宙全体を支配している』それは中世ヨーロッパの科学者・数学者たちがこぞって追い求めた万物の理論、MUSICA(ムジカ)。古来より科学者にとって「音階」や「音程」の研究は、『宇宙の真理』を探求することそのものだった。これは中世だけじゃない。万有引力のニュートン(1642)も、天文物理学者のケプラー(1571)も、純正律のバイオリンを弾いていたアインシュタイン(1879)も、量子力学を創ったマックスプランク(1858)も。科学者だけじゃなくて哲学者たちも。アリストテレス(-384)も、プラトン(-427)も、ピタゴラス(-582)も。優秀な科学者たちはみーんな、最後にはMUSICA(音の理論)の探求を始めた。ニュートン「我々の目に見える宇宙の全てを動かしているのは、音楽的な協和(ハーモニー)の素となる比率(ratio)である。全ては振動の「比率」で構成されているので、その構成物に対して固有の衝撃がもたらす運動からは、必然的に楽音が生み出される。」↓難しいからさとうみつろう要約↓ニュートん「音楽マジすげーって、ちょ、お前らマジ聴けや。純正和音ってのは「整数の比率」であらわされるんやけど、お前が目にしている全ての「物質」も、その物質同士の「運動」も、そんな「整数の比率」の法則が貫いてんねん。小石も、惑星の動きもな。ファとラの音程比(整数比)が惑星の距離に似とる?ちゃうねん。先に、宇宙を貫く「整数比の法則」があって、それに従って「惑星」も「人体」も「音楽」も出来上がるから、どうやったって、もう全部がその比率にしかならんねん。」要約の方が長くなるのウケる(笑)ケプラーあ、ちなみにケプラーさんは、ドイツの天文学者で、ケプラーの法則(第1法則~第3法則)や、雪の結晶が6角形になることや、光の逆2乗則を証明した人。惑星の公転周期の2乗と、公転半径の3乗が比例することを発見し、それらを全て「和音」に当てはめた。以下が、惑星の公転周期の「比率」から作られた音階、『惑星の音』。(当然だけど平均律の楽器で弾いても意味は無いよ。演奏は純正律で。) 土星の音が、悪魔にしか聞こえん(笑)土星って、サタンと関係あるのかな。ちなみにこの、宇宙の全てを動かす「根本原理」MUSICAには、歴史的な系譜や流れがちゃんとあり、脈々と受け継がれている。ニュートンが「万有引力」を作ったのは、ケプラーの惑星の動きの考察からだし、量子力学を創ったマックスプランクは、そのニュートンからの流れ。よし、ついでに世界における「学問の流れ」を追ってみよう。まんず、世界で一番「知られている学問」は?えぇ、当然「宗教」による影響ですよね。で、実は「キリスト教」「ユダヤ教」「イスラム教」はぜーんぶ、『アブラハムの宗教』と呼ばれている同じルーツ。現在の地球で『アブラハムの宗教』の信者数は約34億人(キリスト教約21億人、イスラム教約13億人、ユダヤ教約1500万人)。要するにアブラハムの「思想」の流れが、現在の地球に一番影響を与えている。でもって、アブラハムの古代ユダヤの学問や旧約聖書にも、整数の比率を教えたカバラ、すなわち『MUSICA理論』がある。↓このサイトが流れが分かりやすいけど、 https://convivia.co.jp/conviviacolor6/conviviacolor6.pdf (初代)アダム・イブ↓なんだかんだ↓ノア↓洪水で逃げて助かって↓紀元前2000年くらいアブラハム↓なんだかんだ↓モーセとか↓なんだかんだ↓キリスト(紀元0)てこってキリスト教が聖書で「音階」や「黄金比」「数学」を大事にしている理由は、アブラハムや古代ユダヤからの「整数比」の流れ。ちなみにバシャールとの対談でみつろう「ある男が巨大な岩でできた要塞の前に来た。1日目ラッパを吹いた。2日目も同じラッパを吹いた。何日目かで、その岩の要塞をガラガラに崩壊させた、って聖書に書いてあるらしいけど、これって「共振現象」や「倍振動」を利用したんですか?」バシャール「その楽器はラッパではありませんが、その通りです。」 倍音の比率(ratio)さえ分かれば、破壊も出来れば創造もできる。古代ユダヤのアブラハムの流れとは別の系譜にも、MUSICA理論。ピタゴラス(-582)は秘密の教団を作って、数学と音楽による「宇宙の根本原理MUSICA」を徹底的に研究したけど、教団の内容を「口外」したら殺すという超秘密主義だし、「書物に書き残してもダメね」ってルール。当然、ほぼ魔法を使えるピタゴラス集団は大ブームになるんだけど、最後は民衆の暴動でみんな殺されちゃう。いやいや「民衆(パンピー)に殺される」なんて、あんたら全然「魔法の法則」を使いこなせてないじゃん!って意見は横においといて、そんな『ピタゴラス教団」の教えは、何名か生き残った者たちによって、受け継がれる。↓その系譜が↓ピタゴラス(-582)↓ソクラテス(-469)↓プラトン(-427)(ソクラテスの弟子)↓アリストテレス(-384)(プラトンの弟子)アリストテレス「おいおい、われわれ下界の人間が動いただけで音が鳴るんだ。あんなに美しく、あんなに大きく、あんなに早く動いている巨大な惑星が動いて音が鳴らない訳ない。その音が聴こえない理由?ばかだなおまえ。生まれた時から常に鳴っている音だからやん。合成波は、構成要素が鳴りやまん限り、鳴っていたことには気づけん」 参考記事さとうみつろう『あなたが大丈夫な100の理由』応援★★★感謝 このブログ『笑えるスピリチュアル』の目次(⇒初めてお越しの方へ) 耳を澄ませば、「シーン」または「キーン」という音が聞こえる人が居ると思…ameblo.jp えーっと、脱線したけどMUSICAの系譜ね。ピタゴラス(-582)教団↓ソクラテス(-469)↓プラトン(-427)アリストテレス(-384)で、アリストテレスまできたらもうあとは簡単。だって、アリストテレスは、家庭教師だった。誰の?アレキサンダー大王の。アレキサンダー大王(-336)ってのは、当時のヨーロッパのほぼすべての国を制圧した人で、人類史上、いちばん支配領土を広げた王様。だから大きな王「大王」。歴史学者の誰に聞いても、現在の地球の「教え」「生活様式」「価値観」にいっちばん影響を与えた根本は、アレキサンダー大王に行き着く。アレキサンダ続きをみる
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