2010年に戻って、「来年、大変なことが起きますよ奥さん!」と伝えても、誰も「津波」は想像しないだろう。ところが、2015年に生きている人たちに、「来年、大変なことが起きますよ」と伝えると、「地震かな?」「津波かな?」「放射能かな?」と想像する。過去が、未来予想図に展開されるから。わずか2年前の2019年を覚えているだろうか?その日の、あなたを想像してみて欲しい。2019年のあなたに、「来年、大変なことが起こりますよ」と伝えると?きっと、「地震かな?」「津波かな?」と過去のキーワードを使って想像したはずだ。世界中で誰一人として「コロナ風邪だ!」とは想像もできない。僕たちは「未来」を想像する時、「過去」に起こった【出来事】しか使えない。【材料】が、ソレしかない。大脳の構造上、使用できる【材料】が【過去の出来事】しかないのだ。あなたも脳内でよく未来を想像するでしょ?「明日って、〇〇が起こるんだろうなぁ」って。あの想像図(通称:ホワン・ホワン・ホワン♪)あれを≪ミライ≫としよう。でもその≪ミライ≫は、本当の「未来」とは全く関係ない。1mmも関係ない。だって、本当の「未来」は誰にも想像できない性質のモノだから。ソレは人間の頭の中にある「過去の材料」の寄せ集めで起こるものじゃない。自然の流れとして起こるもの。窒素と、酸素と、二酸化炭素と、太陽光と、地球の自転の組み合わせで起こるもの。例えるなら、全人類の頭の中にある「過去」「過去」「過去」「過去」という材料は、ただのビデオテープ。NHK放送局神戸支局の、局長室の横にある、あの古い倉庫。(どこ?)これまでに記録されたビデオテープの山が積まれているあの部屋。(だから、どこ?それ)まさか、世界の明日がその部屋にあるビデテープの組み合わせで創られてるとでも?世界をつくテルの、この人だったの?そんな訳ない。過去のビデオテープの山とは、まるで無関係に起こるのが「明日」だ。本当の「未来」は、あなたには絶対に想像できない。全国の都市間「ロックダウン」とか、ワクチン強制の流れとか、また自粛で営業がとか、色々と≪ミライ≫を想像するのは勝手だけど、1つだけ言えるこ続きをみる
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