仙台に行くなら、どこに行けば良いですか???っていう質問で、一番多かったおでん三吉。この結界の、ド中心にあるというおでん屋さん。3ofa6(サノバロック)六芒星の中の三吉ってことで、行ってきましたわ。ベースのこうさんが、「おでんの中にも結界を貼ろう」ってことで、三角形のハンペンを2つ重ねましてこれで、大丈夫!僕らのおでんは、徳川幕府から守られる結界!「三角形、2つ重ねようぜ~」オーナーは、高校野球の有名な監督?らしい。七福神が飾られてえーっと、六芒星結界の話しを、店の人は多分知らない。プッシュもしてない。美味しいおでん屋として売れているだけ。一番守られている人が、一番気づいてない。そんなことも、あるのだろう(詩人:吉野弘っぽく)。強力な守護の中に居て、自分だけは「守られている」と気づかず、特段驚きもせず、平和に暮らしていることも。「おーい、君の店はいま、結界の中心に居るよ」それでも、おでん屋では、誰も外へ出て結界を探したりはしなかった。そんなことも、あるのだろう。本作↓雨があがって雲間から乾麺みたいに真直な陽射しがたくさん地上に刺さり行手に榛名山が見えたころ山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。眼下にひろがる田圃の上に虹がそっと足を下ろしたのを!野面にすらりと足を置いて虹のアーチが軽やかにすっくと空に立ったのを!その虹の足の底に小さな村といくつかの家がすっぽり抱かれて染められていたのだ。それなのに家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。―――おーい、君の家が虹の中にあるぞオ乗客たちは頬を火照らせ野面に立った虹の足に見とれた。多分、あれはバスの中の僕らには見えて村の人々には見えないのだ続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』