ニンゲン様の「品種改良(生物イジメ)」の歴史って古くて、なにも放射線技術が使えるようになってからじゃない。その何千年も前からやってる。バナナ君は「種が小さい株」を見つけて来ては、何度も掛け合わせ続けて、今ではタネが消えた。黒いぽつぽつが「タネの名残り」だけど、アレを土に落としても、生えてこない。じゃあ、タネが無いのに、どうやってバナナは増えてるの???種が消えたバナナは生き残るために、根っこからにょきにょきと分ケツする。要するに「親⇒子」じゃなくて、ぜんぶ「自分自身」の、ただの「クローン」なのだ。親から子へと「タネ」を通して命が与えられる場合は、「父の遺伝子」と「母の遺伝子」を受け継いで、それぞれの良いところが発現して、両親が経験した「環境」にも強く適応しているけど、クローンだから、数百年前から遺伝子がずーっと一緒(少しずつは変化するらしいけど)。いま地球上にあるほとんどのバナナが「同じ人間」のクローンであり、例えるなら、ぜんぶが「山田花子さん」なのだ。野村さんも居ない、吉川さんも居ない、熊田さんも生まれてない。たまたま数百年前に品種改良に成功したたった1本の「山田花子」さんが、何本もクローン化されて地球中に植えられている感じです。そして、子供だって何百年も生まれておらず、ずっと「山田花子さん」という1つの個体が今も増え続けている感じ。タネがあれば、鳥のウンコで世界中に増えられるのに、いまや根っこからの分ケツで「動ける」のは、半径1m以内。ニンゲンの「トラクター」を借りる以外に増えない。 うちの畑には30本くらいバナナの木(正確には草だけど)があるけど、1種類だけ「原種に近い」「タネがあるバナナ」をもらってきて植えた。植えたのだ。たしかに植えたのだけど、実は、その個体をどこに植えたのかアルジが忘れてしまいまして、食べないと確認できないという・・・。でもって、食べるとタネが出てきた時の「硬い」衝撃は凄いらしく、怖い。この畑のどこかに原種のバナナ君がいる。ぜひとも、そのタネを大地に落としてあげて、数百年ぶりに子供を作ってあげたいんだけど・・・。どこに植えたっけ・・・。 この投稿をInstagramで見る 生きてるうちに生まれ変わろう♡ナビゲーターcoco(@coco7_style)がシェアした投稿 そういう意味で、↑そのタネはとても貴重なのです。原種を植えたのか、 または「先祖返り」と言ってDNAが勝手に発現したのか。そのうち、ミカンも「タネがないよね~」って常識になるかもしれない。ミカンの木も、「挿し木」でタネを通さずに植えられるし。ニンゲンは、色んな植物を変えて来たけど、自分自身のタネもその影響で減り続けてるから、ニンゲンも「ク続きをみる
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