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Channel: さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
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論破合戦で「得」をする方法は黙ること

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あるテレビ番組で、A博士と、B博士と、C博士がコメンテーターとして呼ばれた。TVで自分の知識を出来る限りアピールしたいと、勢いよく話し始めたのはA博士。A博士「病気の仕組みはATPの稼働不足なんですから、ミトコンドリアを上手に起動するために酸素をこうして、 ああなって、○○して、こうして・・・、」司会者「なるほど、何か意見はありますか?B博士。」B博士「いや、今はありません。」C博士「はい、私はあります。今のA博士の解釈は少し違っていて、実際のところ髪の毛が生える仕組みにおいては光合成細菌が関係しているので、毛髪細胞の再生の場合は、どうたらこうたらで、ああたらそうたらで。」番組が終わるまで、ずっとA博士とC博士の討論は止まなかった。打ち上げの席で、司会者がB博士に聞いた。司会者「どうして一言も話さなかったんですか?体調でも悪かったんですか?」B博士「え?もったいないじゃないですか!こんなに「知識豊富」な人たちが目の前で話しているのに、自分の知識を話すなんて。そんな時間があるなら、「自分が話す時間」があるなら、ぜひ2人に使ってもらって、わたしは新しい「知識」を入れたかった。」モノには【正しい用途】がある。ドライバーは、ネジを外すため。トンカチは叩くため。包丁は切るため。【知識】は、ボールじゃないのだ。人前で投げたり、取ったりするものじゃない。それは【生活の中で使うもの】なのだ。言うまでもなく、B博士は誰よりも物知りだ。でも、TV番組で他のコメンテーターと並べられたら、黙る。なぜなら、【知識】の正しい使い方を知っているから、キャッチボールには使わない。「その人たちから仕入れること」を優先する(笑)それは、正しい【知識】の使い方だ。【ボール】じゃなくて、【家で使うための道具】だから。論破が流行っている、2023年。多くの人が【ボール】だと勘違いしてYOUTUBEとかで間違った使い方をしたせいで、SNSを観ている若者までもが【ボール】だと勘違いして、日常続きをみる

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