「自分の思想は、 ちょうど60人くらいに伝えたい思想なんだ。」 そんな、アホみたいな話しって、あるだろうか? 「私が気づいたこの成功体験談は、 だいたい100人くらいに話せたら、もう良いんだよ。」 なんじゃ、そりゃ??? 自信がある商品だったら、「1人でも多くの人に!!」になるのが、当然だろう。 むしろ、自分の商品を「一人でも多くの人に!!!」売ろうとしない人には、なんか裏があるんじゃないの?と勘ぐってしまう。 例えば、欠陥があるとか。 もしも、みつろうが欠陥がある掃除機(なんで掃除機??)を売っているセールスマンだとすると、 合点がいく。 「だいたい、100人くらいが買ってくれたら、ドロンしたい。」 「120人目くらいには、バレルかも。」 でも、自分の開発した掃除機(なんで掃除機??)に、絶対的な自信を持っていたら。 例えば、世界に一つだけ吸引力が変わらないタイソンだったら。 さらに、他の掃除機よりも、1年間使うと電気代が3,000円安いとしたら。 それどころか、その掃除機を使うと、なんか宇宙への吸引力が働いて、 ありとあらゆる幸運さえも、なぜだか吸い寄せられる世界初の万能タイプだったら。 「これは60人くらいが買ってくれれば、ちょうど良いんです」 なんて言葉は、出ない気がする。 原動力の最初は、 「この商品が、1人でも多くの人の生活に役立って欲しい!!!」 「いや、役立つに決まっている!!!」 「他の掃除機を使うと、年間で3,000円も電気代を損している、かわいそうだ!!うちのやつを使って、幸せになってほしい!!」 だった、はずなのに。 強い思いで、「一人でも多くの人に!!」だったはずなのに。 でも、どうしてだろう? 理論としては分かるのに、 そんな俺だって、自分の講演会や書籍やCDを売るのに、 「気恥ずかしさ」が影を落とす。 なんだか、遠慮しちゃう。 「本気出してる人はみっともない」という固定観念とかが根強くあるのだろう。 小さい頃に観たアニメとかの主人公が、 「必死じゃなくて、サラっと敵を倒して、シュボっとタバコに火を付けた」もんだから、 きっと、そこから来てるんだと思う(⇒必読過去記事「悟空が悪い!」)。 この業界(掃除機業界じゃないよ)で、人を一番集められるのは心屋仁之助さん。 そのぢんさんでさえも、 「武道館!武道館!」と集客にやっきになることには「遠慮」があるようだ。 たぶん、俺と一緒で、小さい頃に「クール系」のアニメを見ちゃ続きをみる
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