カルチャーショック。 それは自分自身が抱えていた『固定観念』がガラガラと崩壊し始める、 そんなきっかけを与えてくれる一撃のこと。 「この方法だけが、正しい!」と頑なに思い込んでいたけど、 それは「私が勝手に信じただけだった」という気づき。 ↑これは、おとといのバンコクの空港で。 手荷物を預けるカウンター。 ↓これ、日本。 違い、分かります? これ↓タイ カウンターの職員は、ずっと「座ったまま」対応します。 上の写真の通り。職員(座ってる)の横にあるベルトコンベアへ、 客が「よいしょ!」と荷物を載せます。 するとスタッフは座ったままボタンを押して、コンベアで荷物を回収します。 その間、一度も立ちません。 これ、すっごい画期的な発明だと思うのですよ。 「おれは職員だけど、キツイから座るからね!」と決めた。 ある日、タイ人のコップンカートさんが決めた。 するとベルトコンベアだとか、機械だとか、 カウンターの配置だとかの方が、その「意図」に合わせて発展してくれた。 「わたしゃ座るよ!」とさえ決めれば、後はデザインの方が合わせてくれるのだ。 まぁ日本のガンコ親父とかを連れてきたら、 「お客さまを立たせて、職員が座ったままとはケシカラン!!」とか言いそうだけど。 でもよく考えたら、スタッフの方がずっと長時間対応するんだから、 あっちが座った方が楽やんね。 ちなみに、スタッフは「意地でも」立ちません。 「そこは、立っても良いんじゃね?」という場面でも、立ちません。 僕、トランクをベルトコンベアに載せたんですよ。 すると、トランクの取っ手が付いている方を「私の方へ向けろ」とか言うんです。 座ったまま。 英語が通じない僕に、ベルトコンベアの上のトランクをゆびさして、 「アレ、ココニ、ゴロンと転がせやボーイ」とか言うんです。 アメリカのホテルで、「お客続きをみる
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