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Channel: さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
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一番当てられたい占い

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占いババァ「うらない~、うらない~、 占いは~、いらんかね~?」 みつろう「一つもらおうか、おねーさん。 まさかの、 「占い」をまるでお豆腐屋さんのようにプッシュ気味に売るという、 その精神が気に入ったよ。 僕のことを占ってよ。」 占いババァ「どれどれ。 ほぉ~。 お兄ちゃん、あんたは97歳まで生きるね~。 おめでとう。」 みつろう「う~ん・・・。 97歳で死ぬとか言われても、別に嬉しくないなぁ~。 遠すぎる。 その占いは、「もっと長生きしたい!」と切実に願ってる80歳の時に聞いたら喜ぶんだろうけど、 俺まだ37歳だよ? 60年後の未来を言われても、ピンと来ないよ。」 占いババァ「じゃあ、もっと近い将来を観てあげようか? どんなジャンルが良い?」 みつろう「僕、本を書いてるんですが、 何冊目で大ヒットが出ますかね?」 占いババァ「あなたはね、人生で50冊の本を書くの。 だいたい、42冊目がメガヒットするね。 占いだから、信じるか信じないかは、あなた次第だけどね。」 みつろう「いや、だからさ、信じるもなにも、 そんな遠い未来を、「わーい!!」って喜べるほど脳みそ花畑じゃないって言ってんの。 42冊目とか、ほぼ死にかけてる頃に書いてる本でしょ? もっと近い未来を教えてよ。」 占いババァ「そうね・・・、40代の後半には世界で活躍しているわね。 信じるか信じないかは、あなた次第だけど。」 みつろう「いや、それも色んな人に言われてるけど、 ちょっと遠いんだよなー。 実感がピンと湧かないというか、未来すぎて素直に喜べない。」 占いババァ「じゃあ、左手を見せてごらん・・・。 うん、3年後に国内で大成功するビジネスが始まるわね。」 みつろう「だーかーらー、3年後に「始まる」とか言われても、 遠いんだってば。もっと近いの教えてよ?」 占いババァ「お!顔相によると、 今年の秋ごろに知名度が一気に拡がるわね。」 みつろう「秋かぁ・・・、なんか秋でも少し遠いなぁ。 行き当たりばったりの生活で、1か月後の予定も入れられないのに、 秋に成功するって言われても、やっぱワクワクしない。 もっと、今すぐ喜べる距離の未来で、なんか観えない?」 占いババァ「あなたは、今、とっても成功しているわ。」 みつろう「え?どうしたの急に話し変えて? せけんばなし? 占いはあきらめたの?」 占いババァ「出来る限り、近い未来を占えっていうから、 今のあなたを占ってあげたのよ。 信じるか信じないかは、あなた次第だけどね。」 みつろう「今の、俺を、占った??? あんた、何言ってんの?? 今の俺は、今の俺じゃん。 占うも何も、この通り、このままの俺ですよ。 成功なんてまだしてねーよ。」 占いババァ「いいえ。 あなたは、今、とっても成功しているでしょう。」 みつろう「いや、だからさ。 その言い方がすでに、 「明日は雨になるでしょう」の言い方じゃん。 あなたは今、とっても成功しているでしょうって、 いったい、どういうこっちゃねん! まだ成功してないって、こっちは言ってんの!! そして、いつ成功するかを聞いてんじゃババァ!!」 占いババァ「いつ成功するかを占ってほしいなら、 追加で5万円だけど、延長する?」 みつろう「え???? てか、もうすでに「1つの占いは終わった」みたいなその感じ、なに??? 「あなたは今、とっても成功しているでしょう」で、5万円?? そもそも、それ当たってないってば!! まだ、人生で成功してないの!!! さっさと、俺がいつ成功するのかを教えろや!!」 占いババァ「じゃあ特別に3万円で、「いつ成功するのか」を占ってあげるわ。 お兄ちゃんが成功するのは・・・、 そうね・・・、」 みつろう「いつ???早く、早く教えて!!!出来る限り近いやつね!」 占いババァ「お兄ちゃんが成功するのは・・・」 みつろう「・・・・ごくっ・・・。」 占いババァ「お兄ちゃんが、「成功した」と思った時ね。」 みつろう「だから、それが「いつ」なのか聞いてんだ、くそババァ!! 俺はいつ、「成功した」と思えるようになるんだよっ!」 占いババァ「いつが良い?」 みつろう「だから、近ければ近い方が良いって、言ってんだ・・・ っは!!!! まさか、「今」、思えばいいのか?? 「成功した!」って、俺が未来で笑ってい続きをみる

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