秋分の日特別イベント『天空の祈り』 全てのご神事、瞑想、余興が終わり、 神さまに帰ってもらう儀式「昇神の儀」を始めるために、 ステージ袖から出て来た柿坂宮司が、ぽつり。 「神さまが、帰りたくないと言っている」 と。 いやいやいやいやいや。 もう、この時点で1時間半おしてるし。 だいぶ早めに、天に戻ってもらわなきゃ困るんだけど(笑) むしろ、巻き気味に。 人間界には、人間界の事情みたいなもんがあるわけで。 その後のサイン会で。 「神さまが、本当にそんな我がままなこと言うんですか?」と聞かれ。 僕がいつも伝えている「神さま(全一)」は、 観えず、聴こえず、さわれず、説明できず、捉えられないモノの事なので(対象化出来ないモノ、二元化出来ないモノ)、 柿坂宮司がおっしゃっている「神さま」とは違うと思うのですが、 「神さまなら、○○しないはず」という思い込みは、人間のモノだと思います。 「神さまなら、チカンしないはず」とか(笑) 「神さまなら、ダダをこねないはず」とか。 出来ないことが1つでもあるんなら、 ソレって、神さまなのだろうか? 人間は、チカンが出来て①、万引きが出来て②、窃盗が出来て③、後悔が出来て④、笑う事も出来て⑤、勉強も出来る⑥。 はい~。日本野鳥の会の僕がざっと数えた所、 いま、ニンゲンには、【6個の「出来る」】がある。 でもって、 神さまは、「チカンなんてしない」し、「万引くわけない」し、「怒るわけない」し、「ダダこねるわけない」し、いつも微笑んでいて①、勉強は出来る②。 2個だよ(笑)。 6個も「出来ることがある」存在と、 2個しか「出来ること」がない存在。 まぁ、どっちを「神さま」と呼んだって良いけど、 「出来ること」が、多い方が、きっと人生は楽しいよね。 「やらなければ、よかった」と後悔ができる。 悩める。 ウジウジ出来る。 そして、たまに笑える。 だけどすぐ、「やらかして」しまう。 またまた、後悔できる。 「なにやってんだろう、私」って思える。 泣けてくる。 虚しくなれる。 怒りさえこみ上げてくる。 周囲にあたりちらせる。 「そんなこと、しなきゃ良かった」って、後悔できる。 できる、できる、できる。 人間は、「できること」だらけだ。 ニンゲンが頭の中で創り上げたキレイな「神さま」ってヤツは、 上に挙げたこと、ひっとつも出来ないんだぜ?? 「ヤダヤダヤダヤダ、帰りたくなーいっ!!ここ、たのしー!!」 って、柿坂宮司が降ろしたカミサマは、言ってくれたのかなぁ。 だとしたら、素敵な会だったはずで、演者としては何よりです(^^)/ 夜遅くまで、撤収の作業をしてくれたスタッフさんたち。 1,800人の誘導、名簿管理は本当に大変だったと思う。 僕には、あの会場で一番の「神さま」に視えていま続きをみる
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