長男コクトウ君が、小6の時に書いた、書。「好きな漢字を1文字選びなさい」と言った先生も、苦笑いしてたとか。なぜ「筒」?と。彼は「筒」を選び、そして、詩人も真っ青の解説を下に添える。何事も、ため込まない。「何でも良いからって言われて、テキトーに「筒」にしたけど、選んだ意味を考えなきゃならないって言われて、なんか、そう思った」とは、天才コクトウ氏の談話。筒何事も、ため込まない。 今日は8月15日、玉音放送で天皇から国民が降伏を知らされた日。でも沖縄の「終戦の日」は、今日8月15日ではありません。6月23日が沖縄の終戦の日。この日は「組織的戦闘が終わった日」とされてます。でも、日本軍が首里城を勝手に改造して軍の本部として使っていた、その首里大本営を米軍に陥落された5月末に降伏していたら。南部まで撤退しなければ、多くの県民の命が助かっていたはず。そんな、「ここで降伏してくれていたら」という契機が、沖縄上陸の4月1日以降にたくさんあります。いや、4月1日以前にも。前年に意地を引っ込めていたら。前々年に、連合国と張り合わなければ。「そんなことしていたら、日本は列強に乗っ取られていた。我が日本国は立ち上がり、アジア諸国を守ったのだ!」と主張する人も多いけど、今の日本が「乗っ取られていない」ようには見えないし、12万人の沖縄人と、6万人の日本人と、2万人のアメリカ人が犠牲になったこの沖縄という島でしか、分からない痛みが確実にあります。筒のように潔く、「何事もため込まない」人間でありたいと思った、日本国民にとっての「終戦の日」でした。どのタイミングで亡くなった人も、生きる権利は等しく、そのご冥福を真に祈ります。 ◆◆◆連絡◇◇◇新刊『レイ上巻』において、落丁本が発生しています。(p33〜p48が抜け落ちている他)落丁版に当たってしまった人は以下の対応窓口へ必ずご連絡くださいm(__)m取替本を取り急ぎ1冊発送し、その後、しばらく経って2,000円分の図書カードも送付してくれるそうです。サンマーク出版⇒問い合わせフォーム また、特別に『レイ上巻』をネット上で無料で読めるようにしてもらってますので、「修正本が届くのが待てない」人は、お手数おかけしますが、抜け落ちた16ページ分の内容はネット上の本でご確認くだ続きをみる
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