コロナ離婚というのが流行っているそうで、噂によるとコロナ感染より流行ってるそうです(どんな仕組み?)。ニンゲンは集団で行動する生き物であり、なおかつ、単独行動も大好きという矛盾した動物なので、長時間「同じ環境」に強制的にセットされると、やはり離れたくなるのでしょう。そこで会社は「春の人事異動」を考えたし、学校は「クラス替え」を考えたし、ママたちは「サブ・ママ友」を用意した。サブママ友ってナニ?という話しは、今はまったく重要じゃないのです。我が家でも、子供たちの夏休みが7月に1週間延期されて、さらにまた1週間延期されてます。これ「永遠に夏休みよ終わるな!」って祈った小学生時代の俺の夢が、俺が死んだ後も生き続けていて、時空間を漂っていて、今ごろ実現しているじゃないの?ってくらい、夏休みが延び続ける。 中1コクトウ君と小3ザラメちゃんを観ていると、ケンカばかり。外に遊びに行くと、教育委員会?とかから、「○○中学校の生徒が集団で遊んでいます!」と注意されるらしく、家に居るしかない。どこでも息抜きが出来ないから、ケンカばかり。大黒柱のみつろうさんは、落丁本対応で朝から事務所へ出かけるので、母ハニートーストさんも大変。で、兄弟のケンカを観ていて思ったんですが、「絆」って「仲良さ」とは無関係だと思った。「仲が良い事」イコール「絆が深い」んじゃ無い。「絆」ってのは、どれだけ一緒に居たのかっていう「時間の蓄積量」のことだと思う。「同じ情報」「同じキーワード」「同じ時間」「同じ環境」を、どれほど共有したか。それが「絆」の深さだと思う。サブママ友ってナニ?ってのは、もういい加減忘れて、そろそろ本題に集中して欲しい。コンビニで8時間バイトした。めちゃくちゃ嫌なバイト仲間。ケンカばかり。レジ仕事の押し付け合いばかり。「レンジでお前をチンしてやろうか!」。週5でトータル40時間「一緒に居る」。一方、バイト上がりには、彼氏とデート、週3で2時間、トータル6時間。メチャクチャらぶらぶ。でも、・ラブラブな彼氏(6H)・バチバチのバイト仲間(40H)だと、やはり「絆」はバイト仲間の方が強まってるんだと思う。/サブママ友で、内容ぜんっぜん入って来ないよみつろうさん。\画像はネットよりお借りしましたサブママ友っぽい雰囲気が出てたからです。コロナ離婚が流行ってるそうですが、たぶん「離婚」も「調停」も「法廷闘争準備」も、いろんなことを含めて、結局「長時間一緒に居る」のなら、絆だけは深まっていると思う。「仲が良いカップル」「仲良し兄弟」「仲良し家族」ってのは、コロナ以前に良く聞いたけど。コロナの「強制的同居空間形成」のお蔭で、いま世界には「絆」が深まっている家族が、増大していると思う。「いいところ」だけじゃなく、汚いところも、情けないところも、どうしようもないところも、耐えられないところも、一緒に居る「時間」が増えれば増えるほど、どうしても共有してしまうのだから。仲が良い家族は世界中から減ったかもしれない。でも、「絆の強い家族」が世界中に増えている。 コロナが明けたら、きっと世界はとてつもなく良くなる。冬眠明けのクマのように、世界中の家々から絆の深まった家族が外へ出てくるのだから。 ◆◆◆連絡◇◇◇新刊『レイ上巻』において、落丁本が発生しています。(p33〜p48が抜け落ち続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』