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Channel: さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
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未来を知らない君は若い

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息子コクトウ君へ13回目のお誕生日おめでとう。4月から中学2年生だね。なんか信じられん。だってパーパーでさえ、昨日が中学2年生だったような気分だから。これは、ギャグじゃなくてマジで。昨日まで「3才だった」かと言われたら、そんな気はしない。でも、中学二年生の自分を思い返せば、それは本当に昨日のようにリアルに脳内に立つものがある。 この投稿をInstagramで見る さとうみつろう(@mitsulow36)がシェアした投稿その頃には、パーパーはもう一人の「さとうみつろう」だった。アイデンティティと呼ばれるものが、確実に確立されていた。その「中学二年生」という位置に、君がいま立っているということは、たぶん君が40才になって振り返っても、昨日のことのように今日を思い出せるだろう。それはすなわち、ここから先は途切れることが無い記憶が連綿と未来まで繋がるということであり、君はもう、大きくは変わらないだろう。とはいえ、そこ「中学二年生の位置」に立っている君は、来年起こる「中学三年生のコクトウ」を知らないし、「高校2年生のコクトウ」も知らないし、「会社に入った時のコクトウ」も、「結婚した日のコクトウ」も、「子供を始めて抱いた日のコクトウ」も知らないだろう。そこが、君とパーパーの大きな違いかもしれん。「中学二年生」の君は、40才まで続く連綿とした未来の記憶を知らない。でも「40才」のパパは、中学二年生までの過去へと記憶が途切れずに繋がっている。君と僕の違いは、それだけだ。君が1才の時、パパは29才だった。なんと、年の差29倍!パパはお前の29倍えらかった!君が5才になった日、パパは33才だった。年の差は6倍で、パパはまだ偉かった。君が10才になった日、パパは38才だった。年の差は4倍。そして、今日は君が13才で、パパは40才。年の差は3倍だ。こうして君は、どんどんパパに近づいていく。世界の楽しいことを沢山吸収し、世界の不条理に何度も怒り、世界の難しさを何度も悩み抜き、その分だけ君は大きくなって行く。君が60才になった時、もしもパパが生きていたら、88才。年の差は、1.4倍を切っている。四捨五入したら、1だ。タメだ。僕らはいつか、タメになる。ところが、スタート地点は大逆転から始まっていた。君が生まれた時、君は0才で、パパは28才。28÷0=無限パパを何倍にしても勝てないくらい、君は輝いていた。パパが今、何を考えているか分かるかい?きっと、君には分からないだろう。パパはね、「僕らはいつか、タメになる」とさっき君に書いた時に、あれ?これ、むかしどこかで書いたな。本だったかな。詩集だったかな。「僕らはいつか、タメになる」なんて詩的でカッコいい言葉を産めるのは、世界に俺一人しかない。ブログ続きをみる

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