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Channel: さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
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あなたが幸せだったあの日を再現する方法

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人生がつまらなくなる時。置かれている「環境」が、どれ一つ取っても楽しくない時。人生が面白い時。置かれている環境が、色々とサイコーな時。その「違い」を調べるために、①人は思い出す。あの日は幸せだったな。あの日は最悪だったな。②人は考える。どうして、あの日は幸せだったかな?どうして、あの時期は泣いてばかりいたかな?③人は見つける。あの日、新しくネイルサロンをオープンしてお客さんの予約で埋まったよなぁ。駅前にライバル店ができて、ピタッと客足が止まったよなぁ。④人は再現性を求める。もう一度、お客さんがいっぱいになったら幸せなのに。ライバルが出店しなさそうな駅に引っ越せば、泣かずに済む。あなたの人生が面白かった時期、または最高だった日を思い出してみても、「条件」こそ、このネイルサロニストとは違うだろうけど、周囲の環境が最高だったはずだ。そして「原因」が見つかり、「対策」が始まる。だけどまた必ず、不幸になる。じゃあ、どこかのプロセスが間違っている可能性がある。どれだろう。①人は思い出す。②人は考える。③人は見つける。④人は再現性を求める。①のやり方はあってる気がする。最高だった日を思い出す方法には、間違いはない。過去の記憶を辿ればいい。②の「原因を考える」方法も正しい。「どうして幸せだったのかな?」って考えなければ原因なんて分からない。③の「見つかった」答えもあってる気がする。あの日、私が幸せだった理由は「ネイルサロンが順調だった」からだ。そして、④へ行く。もう一度幸せを再現したいから。ん?④まで行ったら,そのままじゃん。何かを、通り越してしまっている。原因を「見つけきれて」いない。てことは、「③人は見つける」で真の原因が見つかっていないのか。だから通り越してしまった。じゃあ、③は何が違うのか?「ネイルサロンが順調だった」「ライバル店が居なかった」だから「幸せだった」その思い出した風景に、1つだけ入っていない勘定があった。「わたし」が入っていない。あなたの人生が最高だった時期を思い出して欲しい。たいてい、思い出すのは、あの日の「周囲の環境」だろう。ネイルサロンが。お客さんが。ライベル店が。〇〇が。それらを、あの日。あの時期に、感じていた側の「わたし」が、その思い出した風景には欠けている。じゃあ、もう一度やってみよう。①人は思い出す。あの日は幸せだったな。②人は考える。どうして、あの日は幸せだったかな?③人は見つける。あの日、新しくネイルサロンをオープンしてお客さんの予約で埋まったよなぁ。わたし、メチャクチャ喜んでいたっけ。お客さん一人一人が、死ぬほど有難くて。カランコロンと店のドアの音が鳴るたびに、入って来てくれたお客さんに感謝が溢れて泣いたっけ。店をオープンするまでに、みんなが支えてくれて。こんな幸せ者は、世界中で私だけだって思ってたっけ。周囲の何もかも全てが、ありがたかったなぁ。思い出して欲しい。あなたが、幸せだった時期を。あなたが最高だった日々を。でも、そう言われると、あなたは「外界」しか思い出さないだろう。目で見たものを、耳で聞いた音を、舌が覚えた味を。その「外界刺激」を、もう一度再現しようとしている。それは、無理なのである。どうやって、あなたの小さな身体から電磁波を外側へ放出して続きをみる

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