こちらのカメラ。僕が37才の頃に手元へやって来た、「父ちゃんのカメラ」。幼稚園生の頃に父は亡くなってますが、それから32年後。「これ、みつろうのお父さんが使っていたカメラ。ずっと持っていたけど、渡すね。」 と石垣島に住む父の兄の息子さん(いとこですな)から、手渡されまして。遅れてやって来た形見になるのかな。今回のPVの主役として登場しております。さて昨日の記事で、世界で一番叶えにくい夢は「お父さんとお母さんが、もう一度仲直りしますように」と書きましたが①「生き別れ(離婚)」と、②「死に別れ(病気や事故など)」、親と別れるのはどっちが辛いのか?というのも、シングルマザーさんやシングルファザーさんから、昨日の記事を読んで多くのメッセージを貰いましたが、その人たちは全員①か②を経たから「シングル」になっている。さて子供は、どっちが辛いのか。僕の境遇は②ですが、「生き返らしてください!」と願った記憶が無く、まぁ6才の頃ですし、そもそも記憶も少ないけど、わりと平気だったと(自分では)思ってます。一方で①の、「お父さんとお母さんがもう一度仲良くなりますように」は、生きているし、なんなら毎週会うし、目の前で、これまでと変わらずに存在している「父」と「母」が、なぜか別々の家に帰る。生きている分、余計に「変えられない」ことが辛いんじゃないかなーと。死んだのなら、どこか諦めもつきますが、生きている人の「心」という、外からは触れない部分が関係しているので、「変えられそうなのに、変えられない」という点が、余計に「叶えにくい」と感じさせてしまうと思ったので、世界で一番叶えにくい夢「お父さんとお母さんが、もう一度仲直りしますように」にしました。PVの撮影中に、たまたま父の遺骨を入れた門中(むんちゅう)のお墓の前を通ったので、シーミーの時期だし墓参りってことで手を合わせてきました。絶対に叶わないのは、「死者の肉体を生き返らせる」ことなのか、「生きてる肉体の中の心を変えること」なのか。まぁ、「死者復活」と同じ俎上に乗せられるくらいに、「他者の心を変え続きをみる
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