「やりたいこと、何でもやって良いんだよ」と言われて、見つからない若者が多いそうです。悟り世代。「特に、やりたいことなんてない。」戦後だったら、「たらふく食べたい」。高度経済成長期だったら、「高級車に乗りたい」。でも、悟り世代はQ「やりたいこと、何でもやって良いんだよ」 A「特に、やりたいことなんてない。」ショッピングでもない、ネイルでもない、彼氏が欲しいとかでもない、お金でもない。哲学的に考えてみたら、「やりたいこと」が見つからないのは、当然のこと。Aまず、「やりたいこと」=「やったことがないこと」です。まだやったことが無いから、「やりたい」と思える。B次に、「やりたいこと」何かある?って聞かれて、「やりたいこと」を探すのは「その人の脳内の記憶」からです。当然「記憶にある」ということは、過去にやったことがある事。AとBから、「やりたいこと」が「脳内」から見つからないのが当然なのです。じゃあ、「やりたいこと」はどうやって見つかるのか?昔は、「私はやってないけど、友達がやっている」こと。例えば、「あの子だけイケメン彼氏」が居て「ドバイに行っていて」。この、「私はやってないけど、友達がやったと聞いて、脳内に記憶があること」から、「やりたいこと」が見つかりました。昔は。今は、SNSにスマホと、「情報がリアルすぎて」、もう「やった気」になってしまう。友だちがドバイに行った。ドバイって何だろう?スマホで探せば、気温も、映像も、色々なお店も、口コミも。探してるだけで、もう「行った気分」になる。こうして、「やりたいことは何?」と聞かれても、①脳内(過去の記憶=経験)からは原理的に見つからない②友達がやっている、私のやっていないこと、も「私もやった気」になり消却 A「特に、やりたいことなんてない。」が悟り世代の答えになってしまいます。じゃあ、どうやって「やりたいこと」が悟り世代に起こるのか?アクシデントだけです。アクシデントとは、「過去の経験」じゃないこと。要するに、「やりたいこと」=「やったことが無いこと」=「脳内(体験データ)には絶対にない」⇒脳内に無い「新しいアクシデント」が起こることで、新たな「やりたいこと」が見つかります。悟り世代、の娘さんや息子さんの、親である人が読者のほとんどでしょうが。どうして、「やりたいことなんてないよ」となるのか、分かりやすく説明してみました。①やりたいこと=「やったことがないこと」②脳内にあるデータ=「やったことが続きをみる
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