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Channel: さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
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メトロノーム同期現象②

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昨日の記事のメトロノーム同期の実験。 『同期』は英語で、『シンクロニゼーション』。 三度のメシよりシンクロが好き!な我々としては、 がぜん興味が出てくるでしょ? さらに『同期現象』は、 またの名を『引き込み現象』と言う。 引き寄せの法則が大ブームだった頃に、 出版社さんに「引き込みの法則」という本を出せば売れまっせ! とアピールした記憶がチラホラ(笑) 結局、他の本の原稿でアップアップしているうちに、流れちゃったけど。 なんか、イイコト書けそうな予感があったんだけどなぁ。 『引き込みの法則』 画像はネットから 当時、『引き込みの法則』の執筆を思いついたきっかけが、 物理学者で京大名誉教授の、倉本由紀博士。 カオス系とフラクタル理論を調べていて、ヒットした教授。 「非線形科学」というジャンルの第一人者で、 同期現象を数学で説明した(まだ未解明)教授。 ちょーぜつ、簡単に言えば、 シンクロのプロってことで!! めっちゃ、ギュッとまとめちゃったけど(笑) 倉本教授の講演に出てくる、ミレニアムブリッジの「共振」。 ロンドンのテムズ川に2000年に開通したミレニアムブリッジ。 その開通の日に、思いがけないことが起こった。 設計者が想定したのは、「人間は、バラバラに歩く」。 ある人は、右足を。別の人は、左足を。 歩幅も、歩調も、バラバラだろうと。 ところが、開通すると、橋が大揺れに揺れた。 なぜなら、橋を渡る全員が「軍隊の行進!」のように、 ピッタリとタイミングを合わせて歩いちゃったから。 やらせ? 設計者に対する集団やらせ? ノンノンノン。 これが倉本教授の言う、振動子による「同期」。 1人1人(振動子)は、バラバラに歩いていたのに、 最後には、「軍隊の大行進」のように、左右の足並みが揃っちゃう。 これは偶然ではなく、「揃ってしまう」のだ。 メチャクチャ簡単な図式で言うと、 振動子(人間)は、橋が右に傾いたらバランスを取るために左足を出す、 左側に傾いたらバランスを取るために右足を出す。 するとその振幅がさらに増強され、橋は揺れる。 で、橋が揺れると、さらに危なっかしいから、余計に揃う。 そうこうしているうちに、軍隊の行進になってしまう。 この「同期現象」に最初に気づいたのは、ホイヘンスさん。 360年前にヒマだったから気づいたそうです(ウィキペディア情報)。 壁に、二つの振り子時計を掛けると、 なぜか、「振り子が一致する」不思議現象が起きた。 嫁か? 嫁が、夜な夜な、こっそりと、「揺れを合わせている」のか?? いや、嫁はそんなにヒマ人じゃない。 ヒマなのは・・・、 どちらかと言えば、今、時計をずっと見つめているこの俺の方だ・・・。 なぜだ?? なぜ、揃う?? なんど、ズラしても、 すぐに揃ってしまう「振り子時計」。 そのホイヘンスさんからさかのぼる事、数千年前。 2本のロウソクを見つめていたエジプト人が、驚いた。 てか、↑上の動画とか、「鏡なんだよね?」って言いたいくらいピッタリシンクロ。 さらーに、これは人間が作った「時計」やら「ろうそく」やら「橋」だけの話しじゃない。 どうやら、この世界の全てが「同期」してるっぽいぞと、教授は気づいた。 ↑ホタルの同期。 虫だから、お互いに「せーのっ!」なんて言えないのに、 しばらくすると、完全にシンクロしちゃう。 虫だから、お互いを無視してそうなのに。 ? 「タイマー付き」のイルミネーションかっ!ってくらい、 シンクロして明滅してる(1分50秒付近)。 月が地球に背中を見せないのも。 体内の神経細胞が、地球の夜明けを時計よりも正確に感じられるのも。 ぜーんぶが、同期(シンクロニゼーション)現象。 全ては、シンクロしてしまうのだ。 どうやっても。 なぜなら、振動子は、全体の一部であり、 全体そのものだから。 自分で揺れているようで、それは全体の「揺れ」の上に乗っかっているのだ。 で、さっきの蔵本教授。 あ、これ↑がたぶん数年前に、「カオスとフ続きをみる

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